こんにちはキノコ意匠です。本日も動画をごらんくださりありがとうございます。
こちらのシリーズではニュースや公的機関の情報をもとに「ウィズコロナ時代のドイツ社会の変容」について記録していきたいと思います。
これまで定量的な経過を観察するための「ドイツ国内の現状の数値」の報告をしておりましたが、今後はこちらについては突発的に状況が変わった際に、データなどを用いて状況を確認するときに引用して行こうかと思いますので、今後は割愛して行こうかと思っています。
(独逸全土の陽性判明率などの週次レポートは残しておこうかと思っています)
ですので基本的にはドイツ社会で起こった出来事についてフォーカスをしていく形にして行こうと思っています。
7月25日(土)のハイライトは、
ドイツ新規陽性判明者数の増加傾向を知る
コロナ警告アプリ5週間にわたって機能せず
です。
ドイツの公的機関・複数のメディアをソースに、原則データの確認ができる情報をピックアップしています。
また自分が撮影した一次情報については全てベルリンかつ自分の住んでいる地域の限られた行動範囲でのみの情報です。
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ドイツ新規陽性判明者数の増加傾向を知る
ここ数週間、ドイツでの新規陽性判明の数は、この週末までの間に600を超えるようなことはなかったのですが、
ロバート・コッホ研究所(RKI)によると昨日金曜日は815件の新しい症例を報告、また土曜日にはさらに781件を報告しました。
ということでこの増加がどこからきているのかをみていきたいと思います。
まずこの新規陽性判明者数のうち60%はノルトライン=ヴェストファーレン州とバーデン・ヴュルテンベルク州の増加によるものです。
(Photo: dpa-infografik)
以前の食肉工場のような大規模クラスターというより、ここでは群や町ごとの小さなお祝いやレジャー活動、職場などによるかんせん拡大があるとい指摘されています。
また、帰国者による増加も見られているということで、これがここ数日の間に言われている、リスク地域からの帰国者を対象とした空港での検査実施草案につながってきているのかもしれませんね。
ちなみにベルリンのミッテのMIOベルリンというレストラン・バーの陽性判明者ですが、前回お伝えした内容から特にアップデートはないようです
参照元:https://www.morgenpost.de/vermischtes/article229588856/Corona-Fallzahlen-in-Deutschland-ploetzlich-gestiegen-RKI-sehr-beunruhigend.html
コロナ警告アプリ5週間にわたって機能せず
Bild誌によると、アンドロイドOSを搭載した何百万ものスマホにおいて、5週間にわたってコロナ警告アプリが機能していなかったことを伝えています。
一例としては、サムスンやファーウェイなどのデバイスにおいては警告遅延が生じたりあるいは全く警告通知がない、などと言った不具合が起きていたそうです。
その背景に、アンドロイドOSを搭載したスマホはアプリ起動時のみバックグラウンドシステムのアプデが行われる仕様になっていたことが挙げられています。
今週の水曜にバージョンアップされたようなので、端末のアプリのアプデをしないとですね。。
ちなみにドイチェヴェレによるとiPhoneでも同様の不具合はあると伝えています。
消費電力についても考慮されたアプデだといいですね。
参照元:
https://www.dw.com/de/corona-warn-app-auch-auf-iphones-fehlerhaft/a-54313694
https://www.bild.de/politik/inland/politik-inland/blamage-bei-corona-warn-app-vertrauen-im-kampf-gegen-virus-verspielt-72043606.bild.html
#キノコ意匠#新規陽性判明増加傾向#コロナ警告アプリ