こんにちはキノコ意匠です。本日も動画をごらんくださりありがとうございます。
こちらのシリーズではニュースや公的機関の情報をもとに「ウィズコロナ時代のドイツ社会の変容」について記録していきたいと思います。
定量的な経過を観察するための「ドイツ国内の現状の数値」の報告をしたあとは、ドイツ社会で何が起こっているかをレポートします。
それら以外に突発的な事象が起きた際はこれまで同様データなどを引用しながら触れていきたいと思います。
6月27日(土)のハイライトは、
ビーチ閉鎖の危機?ヨーロッパの夏
7月以降のEU入国、シェンゲン域内の移動も 可能に
です。
ドイツの公的機関・複数のメディアをソースに、原則データの確認ができる情報をピックアップしています。
また自分が撮影した一次情報については全てベルリンかつ自分の住んでいる地域の限られた行動範囲でのみの情報です。
1. ドイツ国内の現状の数字
■ロベルトコッホインスティテュート(以降 RKI)の報告
陽性判明者数 193,243名(+687)
死者数 8,954名(+6)
回復者数 177,500名(+400)
直近7日間の住民10万人あたりの陽性判明者数は3.9名
再生産数ですが、4日平均の値を比較した数値と、7日平均の値を比較した数値のそれぞれをお伝えしますと、
4日平均で比較した場合
R=0.57(変動範囲 0.48~0.70)
7日平均で比較した場合
R=1.02(変動範囲 0.95~1.10)
ということで、10人の感染者が次に10〜11人に感染させるリスクがあるということになります。
参照元:
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Situationsberichte/2020-06-25-de.pdf?__blob=publicationFile
2.ドイツ社会のできごと
ビーチ閉鎖の危機?ヨーロッパの夏
イギリスのボンマスビーチで、海を楽しむの人の多さについて日本でも報道されていたと思います。(写真:GLYN KIRK/ AFP)
対人距離やマスク着用などの規則が尊重されていないことが明らかなこともあり、英国の保健相はビーチ閉鎖について言及しているそうです。
一方ドイツではどうかというところでこちらの光景をご覧ください。(写真:Carsten Rehder/ dpa)
ほぼ同じような状況と思いきや、こちら距離が適切に取られれていることが州の首相により確認がとられているそうです。
ビーチチェアの設置に3.25メートルの距離規制があり、貸し出し総数は全体の30%までと制限をしているそうです。
望遠レンズマジック…!
参照元:
https://www.spiegel.de/panorama/grossbritannien-briten-stuermen-straende-in-suedengland-a-0514794e-e88e-4e69-a764-46a215ccf2ef
https://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/wetter-zu-ferienbeginn-hitze-und-volle-straende-a-6ceec578-b5be-4d32-a34b-7ad70a9e4f12-amp?__twitter_impression=true
7月以降のEU入国、シェンゲン域内の移動も 可能に
7月1日から、日本や韓国からの観光客やビジネスでの渡航受け入れが行われる方向で調整が進んでいるようです。
ただこちらは約12カ国のみに限られるそうで、予定では来週の月曜日に、のその基準と可能国のリストを公開するそうです。
参照元:https://www.morgenpost.de/vermischtes/article229241572/Corona-News-England-Straende-Toennies-Video-tausendfach-geteilt.html
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