#StayHome and Know #WithMe パニックにならず、冷静に適切な情報を知ろう!
こんにちはキノコ意匠です。
当チャンネルでは、ドイツやベルリンの社会や観光・語学の情報を紹介していますが、
こちらのシリーズでは、「パニックにならず、冷静に適切な情報を知ろう!」をテーマに新型コロナウイルスの感染拡大により、スピーディーに変わっていくドイツの社会、そしてベルリンの様子を毎日記録していきたいと思います。
もし関心をお持ちいただきましたらチャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。
5月19日(火)の今回は以下を記録します。
1.ドイツ国内の現状の数字
2.ドイツとベルリンのできごと
今日のハイライトは、
米モデルナの初期治験成功、一方ドイツでは
EU復興予算で独仏協力
です。
ドイツの公的機関・複数のメディアをソースに、原則データの確認ができる情報をピックアップしています。
また自分が撮影した一次情報については全てベルリンかつ自分の住んでいる地域の限られた行動範囲でのみの情報です。
1. ドイツ国内の現状の数字
■ロベルトコッホインスティテュート(以降 RKI)の報告
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Fallzahlen.html
陽性判明者数 175,210名(+513)
死者数 8,007名(+72)
回復者数 155,700名(+1,100)
5月19日午前に取得されたデータです。
再生産数ですが、4日平均の値を比較した数値と、7日平均の値を比較した数値のそれぞれをお伝えしますと、
4日平均で比較した場合
R=0.91 (変動範囲 0.77~1.09)
前日より0.03ポイント減少
7日平均で比較した場合
R=0.82(変動範囲 0.75~0.89)
前日より0.05ポイント減少
ということで、10人の感染者が次に8〜11人に感染させるリスクがあるということになります。
参照元:
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Situationsberichte/2020-05-18-de.pdf?__blob=publicationFile
■Coronavirus Monitor
https://interaktiv.morgenpost.de/corona-virus-karte-infektionen-deutschland-weltweit/
陽性判明数 177,289名(+738)
死者数 8,041名(+66)
回復者数 155,681名(+640)
5月19日 10時に取得されたデータです。
今日までの陽性判明者のうちステータスごとに割合をみていくと、
回復者の割合 88%
死者の割合 4.5%
2.ドイツとベルリンのできごと
米モデルナの初期治験成功、一方ドイツでは…CureVacのワクチン開発スケジュール
ドイツのメディアでも米国モデルナの初期治験成功のニュースは多く取り上げられています。
モデルナで使用されているRNAワクチン。ドイツのCureVac(キュアヴァック)のコロナワクチン候補もこのRNA技術にて研究が進められているそうです。
先週末に、CureVacはまだ前臨床(ぜんりんしょう、つまり動物実験など)段階であることを発表しており、遅くとも6月か7月には、約100人を対象とした初の臨床試験を開始する予定ということです。
この7月初旬に米国モデルナではフェーズ3の調査研究が予定されているとのことです。
実はこのドイツのCureVacと言う製薬会社は、3月中旬にトランプ政権から、資金提供の代わりに米国へ独占権を持たせるという交渉を持ちかけられていました。
この時CureVack側からは、米国のためだけではなく世界医療のために開発を進めたいと回答し、買収は断ったとしています。
参照元:
https://www.rnd.de/gesundheit/erster-erfolg-am-menschen-us-impfstoff-von-moderna-regt-corona-antikorperbildung-an-DZEM3NKQBRBDJHPVEMZ6XZ6KLQ.html
https://www.tagesspiegel.de/wissen/erste-testergebnisse-fuer-impfstoff-gegen-covid-19-corona-schutzimpfung-offenbar-vertraeglich/25840574.html
https://www.businessinsider.jp/post-209476
EU復興予算で独仏協力
昨日のフランスマクロン大統領とメルケル首相の会議にて、ローンではなく補助金として最大5,000億ユーロの復興予算を設けることで合意したそうです。
4月中旬のEU委員会の会合では、ドイツを始めオランダ、オーストリアからは補助金という形ではなく返済が必要な融資としての支援形態に重きを置いていましたが、ここでドイツが方向転換した形になります。
バラバラになりそうになってるEUの復興を見据えて、個別ではなくEU全体として底上げをした方が良いとみたということでしょうか。
あとは他のEU加盟国がどう意見を交わすかになってくると思いますが、フランスとドイツが合意したならばこのままいきそうな気がします。
参照元:
https://www.reuters.com/article/eu-deutschland-frankreich-idDEKBN22U2G7
https://www.faz.net/ak tuell/wirtschaft/wiederaufbau-fonds-merkels-180-grad-wende-16776227.html
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