こんにちはキノコ意匠です。本日も動画をごらんくださりありがとうございます。
こちらのシリーズではニュースや公的機関の情報をもとに「ウィズコロナ時代のドイツ社会の変容」について記録していきたいと思います。
8月3日(月)のハイライトは、
8月1日ベルリン大規模デモ その後
独、香港との犯罪人引渡条約停止につき中国からの批判
です。
ドイツの公的機関・複数のメディアをソースに、原則データの確認ができる情報をピックアップしています。
また自分が撮影した一次情報については全てベルリンかつ自分の住んでいる地域の限られた行動範囲でのみの情報です。
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8月1日ベルリン大規模デモ その後
先日の動画でお伝えした、「8月1日ベルリン大規模デモ 」についてのアップデートをしたいと思います。
まず最終的な参加人数としてはいくつかのメディアによると20,000程度と言われており、当初登録されていた10,000人の参加者の倍ほどだったものの、メディアなどで予想されていた50万人もの人数が参加するということはありませんでした。
また動画内でご紹介したように、対人距離が確保できていない点や、それにも関わらずスクが着用されていない点などを鑑み、コロナ規則に反していると言ったことから夕方時点で集会は解散させられたということです。
よって当初予定されていた23時まで抗議運動が引き続くということはなく時間を短縮する形で終えたということです。
ただ一方で、この日の後半に予定されていたノイケルンという地域では、左派によるデモが中止されることなく実行されていたようです。
でもの様子をrbb24がまとめた動画で見てみたいと思います。
(C) rbb24
警察によるとこちらには約2,000人が参加し、路肩のゴミなどが燃やされたり投石などにより警察官が何人か負傷をしたということです。
こちらの抗議運動の目的は、ノイケルンのパブなどを含む施設の立ち退きに対する抗議です。
Twitter@antifastnd
2037 Hermannstrasse und dann Flughafenstrasse #Interkiezionale #RausAusDerDefensive pic.twitter.com/ngVDB9rQ1d
— antifa stadtrand (@antifastnd) August 1, 2020
この抗議運動では、ゴミへの点火や投石などのほかに、新しく建設中の建物への投下やカラーペイントの投げつけなどが行われたようです。(c) Tagesspiegel / Photo: Julius Geiler
さらにこのノイケルンでのでのもあとはプレンツラウワーベルクという地域で抗議運動は続いたそうです。
深夜23時頃に約150人ほどが集まる形で、路上に止められた車が破壊されたりしたそうです。
( Photo: Preise )
抗議運動は民主氏主義の権利として認められているが、新たなホットスポットの創出になってはいけないということで今回の判断となったようです。
当デモにおいて、7月に作成したこちらの動画の閲覧が少し増えているようです。
こちらの動画自体は7月時点で広報されていた内容をお伝えする動画となっておりますので、詳細については実際におこなわたデモ活動と異なる点がありますので、そちらをご了承の上ごらんいただければと思います。
参照元:
https://www.morgenpost.de/politik/article229993162/Corona-Massnahmen-Der-Staat-muss-klares-Zeichen-setzen.html
https://www.rbb24.de/politik/beitrag/2020/08/demo-neukoelln-berllin-syndikat-kneipe-ausschreitungen-polizei.html
https://www.tagesspiegel.de/berlin/coronaleugner-und-linken-demo-irrer-protest-auf-der-strasse-des-17-juni-und-ausschreitungen-in-neukoelln/26054576.html
https://www.morgenpost.de/berlin/polizeibericht/article229867846/Ausschreitungen-Polizei-bricht-Demo-von-Linksextremen-ab.html
3.そのほか
独、香港との犯罪人引渡条約停止につき中国からの批判
ロイターの記事によると、香港政府の立法会選挙の延期を受け、ドイツのマース外相は、香港との犯罪人引き渡し条約を停止すると表明したと言った報道がありました。
マース外相は、「香港基本法のもとでの権利、自由で公正な選挙を実施する権利の確保も含んだ国際法のもと法的責任をはたすように」と中国へ表明してきたが、今回の民主派候補中数人の立候補資格の取り消しや選挙の延期などはその香港市民の権利侵害にあたるとし今回の表明となったようです。
それにあたって関連する記事をいくつか調べてみたのですが、
まず中国は、ドイツが香港との引き渡し条約を停止したことを強く批判をしています。
ベルリンの中国大使館が出回った声明の中で、ドイツは「重大な国際法違反」と内政への重大な干渉ということで非難されているようです。
また、マース外相(SPD)にたいし「誤った発言」とし、怒りを表明しているそうです。
連邦議会の人権委員会の委員長、ギデ・ジェンセン(FDP)は、「中国に対する圧力は大幅に高めなければならない」とドイツ政府とEUに民主主義運動のために立ち上がるように呼びかけたそうです。
参照元:
https://www.sueddeutsche.de/politik/hongkong-peking-kritisiert-berlin-scharf-1.4986519
https://www.stern.de/politik/ausland/-irrige-aeusserungen–von-maas-streit-um-hongkong–china-wirft-deutschland-rechtsbruch-vor–9360818.html
https://jp.reuters.com/article/hongkong-security-germany-idJPKBN24Y01N
https://www.stern.de/politik/ausland/-irrige-aeusserungen–von-maas-streit-um-hongkong–china-wirft-deutschland-rechtsbruch-vor–9360818.html
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