1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向けて海上保安庁や警視庁などが臨海部でのテロを想定した訓練を行い、警備を担当する各機関の連携を強化しました。 訓練は5日に東京港の晴海埠頭(ふとう)周辺で行われ、海上保安庁や警視庁、東京消防庁などから115人が参加しました。オリンピック反対を訴える不審者が小型船に乗って選手村周辺の航行自粛海域に現れた想定で行われ、不審船の誘導や制圧の手順を確認しました。そのほか、観光目的で運航される水上バスの中で刃物を持って暴れる男を私服の海上保安官が取り押さえる訓練も行われました。合同訓練を行った第3管区海上保安本部は「テロを含むあらゆる事態に対応できるよう万全の態勢を構築したい」としています。
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