#StayHome and Know #WithMe パニックにならず、冷静に適切な情報を知ろう!
こんにちはキノコ意匠です。
当チャンネルでは、ドイツやベルリンの社会や観光・語学の情報を紹介していますが、
こちらのシリーズでは、「パニックにならず、冷静に適切な情報を知ろう!」をテーマに新型コロナウイルスの感染拡大により、スピーディーに変わっていくドイツの社会、そしてベルリンの様子を毎日記録していきたいと思います。
もし関心をお持ちいただきましたらチャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。
5月30日(土)の今回は以下を記録します。
1:18 ドイツ国内の現状の数字
2:40 ドイツとベルリンのできごと
6:20 補足情報
今日のハイライトは、
ドイツのウイルス学専門家が日本を手本にすべきと発言、その内容は
マスク着用義務の廃止?先をいくオーストリア
です。
ドイツの公的機関・複数のメディアをソースに、原則データの確認ができる情報をピックアップしています。
また自分が撮影した一次情報については全てベルリンかつ自分の住んでいる地域の限られた行動範囲でのみの情報です。
1. ドイツ国内の現状の数字
■ロベルトコッホインスティテュート(以降 RKI)の報告
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Fallzahlen.html
陽性判明者数 181,196名(+738)
死者数 8,489名(+39)
回復者数 164,900名(+800)
5月30日午前に取得されたデータです。
再生産数ですが、4日平均の値を比較した数値と、7日平均の値を比較した数値のそれぞれをお伝えしますと、
4日平均で比較した場合
R=0.85 (変動範囲 0.70~1.02)
7日平均で比較した場合
R=0.85(変動範囲 0.78~0.96)
ということで、10人の感染者が次に7〜10人に感染させるリスクがあるということになります。
そのほかの指標
直近7日間の住民10万人あたりの陽性判明者数は3.6人
今日までの致死率は4.7%
参照元:https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Situationsberichte/2020-05-29-de.pdf?__blob=publicationFile
2.ドイツとベルリンのできごと
ドイツの臨床ウイルス学専門家(クリスチャンドロステン博士)が、日本の例を手本すべきと考えると、取材で答えています。
彼は記事の中で、日本の例を参照することで、クラスター追跡戦略がどの程度効果が見込められるかがわかるだろうと伝えています。
陽性判明件数の緩やかな上昇と少ない死者数、さらにはそれが着実に減少しているとした上で、うまく対処できた例とし、これから先の近い将来のためにぜひとも手本にするべきだと発言しています。
他にも、いくつかの見解伝えられています。
まず2月末の大規模イベントの中止や学校j閉鎖などの対策が早く行われたこと、また検査件数を増やすのではなくクラスター戦略を中心とした施策など、西側諸国とは異なる戦略があったことを伝えています。
また、要請という形の非常事態宣言に対し、強制力がないにもかかわらず日本市民は勧告に従ったことについて、自主的なコンプライアンスがあったと触れられています。
日本には海外の人からしたら考えられない満員電車や、隣国中国との関係、世界でも最も高いと言って過言ではない高齢者の割合などを含め、危険因子自体は多いとし、中国人観光客の訪日人数(2月の89,000人に対し、1月には925,000人)についても伝えています。
日本での手洗い習慣やマスク着用については一般的な衛生観念として浸透していると
クリスチャンドロステン博士は、ドイツのコロナ危機において、ポッドキャストなどを通じて情報発信をしたり、オンライン問診ツール開発に携わるなど、常に科学的見解を示す代表的な人物です。
参照元:
https://www.tagesspiegel.de/wissen/cluster-fahndung-abstand-masken-so-schaffte-es-japan-ohne-lockdown-das-coronavirus-fast-vollstaendig-zu-besiegen/25868924.html
https://www.n-tv.de/wissen/Zweite-Corona-Welle-vermeiden-Drosten-nimmt-Superspreader-ins-Visier-article21811320.html
放されることになりました。
在ドイツ日本大使館のページが公開されているので、概要欄にリンクを貼っておきます。
参照元:
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus290520.html
3.補足情報(先をいくオーストリア)
先をいくオーストリア、マスク着用義務の廃止か
約2ヶ月前から、オーストリアでは呼吸マスクが日常生活の一部となっています。しかし、オーストリアの新規陽性判明者数の減少に伴い、6月中旬から着用義務を大幅に廃止すると発表終しました。
オーストリアはEUの中で最初にマスクの義務化を導入した国の一つでした。
6月15日からは、公共交通機関や薬局などの医療施設など、対人距離を維持できないサービスを利用する場合に限り、マスクの着用を義務付けることにするそうです。
学校、レストランやカフェのゲストとしてであったり、観光ではもはやマスクを着用する必要はないということです。
6月15日以降は、おそらくドイツとオーストリア、またドイツはフランスとも国境を開けていくわけですが、それによっても状況は変わっていくわけですので、その影響が出るか出ないかは気にしていかないといけないですね。
参照元:
https://www.tagesschau.de/ausland/oesterreich-coronavirus-lockerungen-101.html
https://www.morgenpost.de/vermischtes/article229138516/Corona-News-Deutschland-aktuell-Drosten-zweite-Infektionswelle-Coronavirus-App-Bremerhaven-thueringen-Ramelow-Einzelhandel-Umsatzeinbruch.html
—
【毎日更新】新型コロナウイルスの記録
ドイツ語学習・勉強方法リスト
シリーズ「スナックきのこ」
#おうちで過ごそう#キノコ意匠#新型コロナウイルス#ドイツ